超大型アメシスト降臨!
~原石とその多様性、見どころ満載の宝石展~

宝石 地球がうみだすキセキ わたし日記

今回、書いていくのは国立科学博物館で行われている特別展についてです。
この特別展では非常に貴重な宝石を多数観られました。
とても力の入った内容で見応えは抜群です。

私、Sayakaの目線から特に感動したものをほんの一部ですが、紹介していきたいと思います。

特別展「宝石 地球がうみだすキセキ」

この特別展は馴染みのあるジュエリーの原石をはじめ、磨かれたルースや宝石ができるまでのメカニズム、カットの仕方による輝きの違いなどを観ることができます。
特別展の後半ブースでは、なかなか観ることのできない歴史的な宝飾品も多数展示されます。

展示内容は1~5章に分けられていました。
私が個人的に特に興味を惹かれたのが1章「原石の誕生」のアメシストドームと、3章「宝石の特性と多様性」のアンモライトです。

「原石の誕生」

岩肌からむき出しになった状態で、すでに存在感や輝きを放つ数々の原石。
そこからはどっしりとした非常に強い地球の生命力を感じます。

ダイヤモンド

ダイヤモンド 原石
ダイヤモンドの原石

大地の奥底、マントルの深い深いところでうまれ、マグマによって地表に運ばれてきたダイヤモンドは地球の長い年月、歴史を想像させます。
宝石の中でも何か特別な印象を受けます。

トルマリン

トルマリン 原石
トルマリンの原石

紫に見えるトルマリンは取り込まれる成分の違いで色が変化する宝石です。
ここから取り出して加工するのがもったいないくらいに美しいです。

パイライト

パイライト 原石
パイライトの原石

パイライトは鉄と硫黄の硫化鉱物。
多面体で見つかるパイライトは表面が平らでまるで人工物のようにも見える面白い鉱物です。

☆大迫力のアメシストドーム☆

アメシストドーム
超大型! アメシストドーム!

今回の主役の原石です。
1章にしてクライマックスかのような神々しいアメシストのその姿!
まるで吸い込まれそうな感覚があります。

国立科学博物館での展示のために、2か月かけてブラジルから輸送したとのことです。
すごい(゚Д゚;)

それを今、目に焼き付けることができたのはなんと幸運なことでしょうか。

そしてその大きさは、なんと!!!


重さは2.5tを超え、サイズは3m弱!?


それぞれの結晶にさまざまな方向から光が当たり、ずっとキラキラしています。✨✨

視線を変え、姿勢を変え、身体を揺らすだけで異なる光り方を魅せるこのスペシャルなアメシストはいつまでも観ていたい(*´ω`*)

そんなアメシストですが、私が注目したいのはアメシストを取り囲む隅の部分。

アメシストドーム 拡大
アメシストドーム 拡大


透明感のある結晶から徐々に紫を帯びていく濃淡のあるところがとても綺麗ですね。

「宝石の特性と多様性」

3章ではいろいろな化石由来の宝石が観られました。

珪化木、二枚貝、巻貝、琥珀などの宝石

化石由来の宝石たち
化石由来の宝石たち
アンバー(琥珀)
琥珀(アンバー)

化石由来の宝石は太古の生物が残した、いわば「生きた証」。
これほどにもくっきりと残るのがすごく印象的で、地球の不思議なところだと思います。

琥珀(アンバー)は蚊や植物などの内包物をそのまま宝石として活かせるので、そこに美しさを感じます。

☆虹色に輝くアンモライト☆

アンモライト
虹色に輝くアンモライト

アルバータ州で採れたという宝石。
アンモナイトの化石の中で、外套膜(がいとうまく)の組織構造が残されているものは研磨することで虹色の輝きを放つそうです。
私は古生物が好きですが、宝石としてのアンモナイトの姿を間近で目にするのは初めてです。

アルバータ州は、州の名の付く「アルバートサウルス」をはじめ、多くの種の化石が見つかるメッカ的存在です。
アンモナイトひとつとってもこんなにも美しいものがあるのは何とも興味深い。
古生物の痕跡がどのような形で見つかるのか、隠された歴史にはまだまだ知らないことがたくさんあるんだと思いました。

宝石展の所要時間

私は約3時間で観ましたが、それでも正直足りません。

午後からの予約だったのですが、夕方にかけてどんどん込み合ってきます。
ショーケースを遠目にしか見られないところもいくつかありました。
込み合うことを考えると、午前の予約のほうが良かったのかなぁ~と思います。
全ての展示品をじっくり観るには4時間、5時間はかかるのではないでしょうか。

特別展「宝石 地球がうみだすキセキ」の感想、まとめ

この特別展は地球の46億年にわたる壮大な歴史を感じさせる素晴らしい展示でした!

「キセキ」は地球の奇跡であって、軌跡でもあったんだと思います✨
長い長い年月をかけて私たちの目の前に姿を現す原石たちは本当に感動的です。

巨大なアメシストと虹色に輝くアンモライト。
とても貴重なものが観られたし、それは貴重な体験でもありました。

昔好きだった博物館巡りを私がやめてしまってから今年で約10年。
その間にどれだけの企画展、特別展を見逃していたことか。
やはり博物館は面白いです。

私を再びこの素晴らしい世界につないでくれた国立科学博物館の方々には本当に感謝です。

これからはもっと素直に博物館を楽しもうと思いました~



国立科学博物館
9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日
毎週月曜日
※特別展「宝石 地球がうみだすキセキ」は6月19日(日)までの開催になります。


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